生まれ変わりの原則
※以下の原則は、イアン・スティーヴンソン医学博士、ウォルター・セムキウ氏、その他の研究者によって研究された「生まれ変わり」の事例から確立されました。
1.生まれ変わっても容姿は類似する。
→顔の構造、形、顔の比率、顔の特徴、ジェスチャー、姿勢などは、一つの人生からまた他の人生においても類似しています。ただし、体のサイズは転生する度に変わります。美に関して言えば、どんな顔もその他の要素(例えば、肌の色艶、体形、歯並びなど)の影響によって美しいと認識されたり、魅力的でないと認識されます。生まれ変わりを繰り返しながら、人生での学びの内容や過去生で培ったカルマによって、私たちは時には魅力的な容姿であったり、または平凡であったり、スポットライトにいる人生やそうでない人生など様々な状況を経験しているようです。
2.宗教、国籍、人種、民族は変化する。
3.性別は変更可能。
→一般的に、ほとんどの人は生まれ変わりを繰り返す中で、同じ性別を維持していることが観察されています。生まれ変わりの研究事例の内、約5~10%位のケースで、魂が性別を変えて転生していることが発見されました。魂は生まれつき男性的または女性的な性質を持っているように思われ、つまり男性的な魂は男性として生まれ変わり、女性的な魂は女性の体に生まれることを好みます。しかし、私たちは皆、違う性別であることがどんなことかを学ぶために、時折違う性別の体に生まれることを望みます。
4.パーソナリティーや性格の特徴は保持される。
→パーソナリティーの特徴は、生まれ変わってもまた次の人生へと引き継がれるようです。あなたの人生へのアプローチの仕方や、あなたが他人からどのように見られるかも、変わらずに引き継がれるようです。私たちが人生を通して培った性格の中で、ポジティブなものは私たちに有益な影響を与え、その他の性質はむしろ有害で苦しみをもたらすものであることがあります。私たちは進化の一環として、私たちの持つ性質上の荒々しい部分を調和させていくという役割を持っているようです。
5.生まれ持った才能や神童
→精神的にも知的にも、前の人生でやめたところから新しい人生を始めているようです。つまり、精神的、知的、文化的にも苦労して積み上げてきたことはすべて魂に保持され、自分を磨くために積んできた努力は決して無駄にはならず、生まれ変わりを重ねて積み上げていきます。なぜ神童が存在するのかは、生まれ変わりによって説明できます。
6.コミュニケーションスタイルは類似する。
7.人々はグループで転生する。
→人々はグループで転生しています。そのグループ構成は共有しているカルマや愛着などに基づいています。カップルはしばしば一緒に転生し、またすべての家族のユニットが再び他の人生で再現されることもあります。ある個人が転生すると、その人のカルマ的な繋がりのあるグループメンバーも転生を始めます。
実証された31組の双子のケースでは、100%の割合で、双子は過去生においても重要な関係性を持っていることが分かりました。双子のもっとも一般的なタイプの過去生の関係は、兄弟姉妹(35%)、友人(29%)、他の家族関係(19%)、配偶者(16%)。